醜聞不斷！豐田旗下飛機座椅商偽造安全數據 千架波音空巴客機受害

日本飛機座椅製造商小系工業 (Koito Industries Ltd.；6747-JP)，周一坦承偽造 15 萬個生產座椅的安全數據，影響範圍遍及 32 家航空公司持有的 1000 架波音 (Boeing Co.﹔BA-US) 及空中巴士 (Airbus；EAD-FR) 客機。

周二小系工業股價應聲大跌 33.47%，打破單日跌幅上限 80 日元，並創下該股1988 年上市以來單日最大跌幅紀錄，跌停收在 159 日元。小系工業母公司小系製作 (Koito Manufacturing Co.；7276-JP) 亦受拖累，周二股價一度重挫 13%，創逾 15 個月來最大單日跌幅。所幸收盤跌幅縮小至 9.79%。

小系製作是近來因大規模召修問題，成為全球焦點的日本車廠豐田 (Toyota Motor Corp.﹔7203-JP) 持有的子公司，從事汽車零件製造。不過，豐田並未直接持有出問題的小系工業股份。

日本交通部稍早表示，小系涉嫌省略部分產品測試程序，並以過去的測試結果數據取代；其偽造行為甚至可能追溯至 1990 年代中期。

周一晚間小系工業社長 Takashi Kakewaga 在記者會上鄭重道歉，坦承錯誤。他並表示公司將在今年內修補 1000 架商用客機座椅，並可能支付賠償。

受這起事件波及的 32 家航空公司，除了日本二大航空公司日航 (JAL﹔9205-JP) 及全日空 (All Nippon Airways Co.；9202-JP) 逾 300 架客機，還包括荷蘭航空 (KLM)、新加坡航空 (Singapore Airlines Ltd.；C6L-SG)、美國的大陸航空 (Continental Airlines Inc.；CAL-US) 及加拿大航空 (Air Canada) 等國際業者；主要影響波音及空巴生產的客機。

歐洲航空安全局 (EASA，European Aviation Safety Agency) 去年 9 月，已下令禁止安裝小系座椅的空中巴士客機出貨。

小系工業發出的聲明搞

2010 年2 月9 日
各 位
小糸工業株式会社
弊社製航空機シートの設計・製造に関する業務改善勧告の受領について
弊社は2010 年2 月8 日、国土交通省より、航空機シートの設計・製造過程において不正があっ
たとして業務改善勧告を受領いたしましたので、お知らせいたします。
１．経 緯
2009 年1 月、弊社が生産・納入しております航空機用座席の一部部品に、要求されている耐
火性試験を実施していない部材が装着されていたことが判明し、必要な処理を講じました。
その後、出荷確認を強化するなかで、2009 年７月に国土交通省による立入検査を受け、引き
続き調査した結果、弊社航空機シートの設計・製造・検査過程において不正行為が行われてい
たことが判明したものであります。
２．不正の内容
現在までに判明している事実は、下記のとおりであります。
(1) 図面に関する件
・仕様承認取得後、設計変更等により図面改訂を行った場合に、国土交通省への申請を行っ
ていないものがありました。
(2) 検査記録に関する件
・委託先から納入された部品の検査記録に誤記があった際に、委託先に確認せず、弊社にて
その誤記を書き換えたものがありました。
・全数検査を行う部品について抜き取り検査を実施し、全数検査を行ったとした検査記録を
作成したものがありました。
(3) 試験に関する件
・事前に行った社内試験は基準を満たしていたため、本試験では基準に満たない試験結果で
あったが、試験記録を差替えて合格としたものがありました。
・試験項目のうち、一部の試験を実施せず、過去の試験データを代用して試験を実施したこ
ととしたものがありました。
３．不正に至った要因
トレービリティ、変更管理手順の特異性や国際間の業界特有の慣行等を有する航空事業が、
他の部門と一線を画す事業体質を醸成していた他、受注量が急激に増加した中、開発遅れによ
る納期の逼迫があったこと、またコンプライアンス意識の欠如があったことが考えられますが、
詳しくは更に調査を行い解明してまいります。
４．業務改善勧告の内容
航空機シートの仕様承認に係る業務を徹底的に見直すとともに、現在使用されているシート
及び今後出荷する航空機シートの安全性・技術基準への適合性を確保する措置を講ずるよう勧
告されております。
５．今後の見通し
今後、航空機シートの安全性・基準適合性の確保に係る確認作業を進めるとともに、第三者
の専門家の指導のもと、原因を解明し、その結果をもって具体的な改善計画の策定を行い、国
土交通省へ報告いたします。
また、国土交通省の厳重な試験・検査のもと、基準に適合した製品を出荷してまいります。
なお、責任者の処分につきましては責任の所在を明確にして、しかるべき厳正な処分を行い
ます。
本件による業績への影響は現在算定中でありますが、必要がある場合は、改めて開示をして
まいります。
関係各位に対し大変ご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げますとともに、
一日も早く問題を解決すべく、全力で取り組んでまいります。
以 上
【本件に関するお問合せ先】
小糸工業株式会社